マックスマーラ(maxmara)とはどんなブランド？

マックスマーラについて

マックスマーラはクラシックなフォルムと品のあるデザインで、特にコートを中心に定評があり、世界の女性の憧れであるファッションブランドです。
その高いデザイン性だけでなく、今まで職人の手作業に頼りきりだった洋服製作の概念に工場生産という新たな道を開いたことでも知られています。
マックスマーラの歴史や商品の特徴を知ると、マックスマーラのことがもっと好きになりますし、老若男女問わず様々な人が所持していますので、意外と日常的な会話でも役に立ちますよ♪

マックスマーラの歴史について

マックスマーラはイタリアで創業したブランドで、創業者であるアキーレ・マラモッティは縫製学校を運営する母親の元に生まれ、幼少期よりファッションが身近にある環境で育ちました。
裕福な家庭で育った彼の家庭は高い教育水準を持っており、法律関係の学校へと進学し、実際にファッションへ取り組んだのは彼が40代になった頃だといいます。
彼の曾祖母もオーダーメイドの高級婦人服店を経営しており、母親や先祖の情熱を受け継いだコートを中心に商品展開を発足し、1951年にマックスマーラを設立します。

これまで洋服を購入するにはオーダーメイドが中心であり、職人が時間をかけて一人一人に合わせた縫製を行っていました。
しかしマックスマーラはその　切り口を入れ、洋服の工場生産をスタートさせたことでも話題を呼びました。
今まで時間のかかっていた洋服のテーラーリング技術を工場生産へと変換し、オーダーメイドの繊細さと工場生産のスピーディさがマックスマーラにより初めて融合したのです。

従来の既製服はデザイン面で乏しいものが多く選択肢も狭いものでしたが、マックスマーラはエレガントでファッション性の高い既製服を続々と提案し、良く出来たものはオートクチュール(基本的にオーダーメイドが主流の高級衣装)と見まごうほどの仕上がりだったといいます。
マックスマーラにより史上に初めてエレガントな既製服が誕生し、世の人々はもっと自由にファッションを楽しむことが出来るようになったのです。

マックスマーラはこれまでの洋服製作に大きな変化をもたらした他、シャネルのデザイナーとしても活躍したカール・ラガーフェルトやドルチェ&ガッバーナなどの大物デザイナーを積極的に採用したことでも話題を呼びます。
しかしブランドがデザイナーの影に隠れてしまうことは決してなく、マックスマーラらしい洗練されたデザインを追及しオリジナリティを保っていることでも知られています。

マックスマーラの特徴について

プレタポルテを中心に展開し、洗練されたデザインとディテールへの強いこだわりを追及し続けるマックスマーラは、現在では洋服をはじめバッグや香水など様々なアイテムを展開しています。

マックスマーラといえば艶やかなキャメル色のコートは非常に有名であり、全世界の女性の憧れの的として定評があります。
繊細なカッティングや綺麗なラインが出ることが特徴で、どんなに昔に作られたマックスマーラのコートであっても現代で十分に通用する美しさを持っています。

「タイムレスな服」を理念に掲げるマックスマーラの洋服はデザイン性・機能性ともに優れていることも人気の理由のひとつでもあります。
奇抜さはなく普遍的なデザインが中心の商品展開ですが、装飾ではなく生地の質の良さやシルエットにこだわり製作されており、上品で高級感のある佇まいを演出することが出来ます。

マックスマーラは香水も人気があり、特にマックスマーラのオードパルファムは廃盤が惜しまれた名香です。